常設展示室 1F 2007 MOMASコレクション 第2期

2007.7.20 [金] - 9.30 [日]

まち・ひと・ひかり-西洋と日本の近代美術

モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》をはじめ、ピサロやルノワールなどの西洋絵画の代表的コレクションと、岸田劉生、藤田嗣治、佐伯祐三ら日本人画家の作品をあわせて紹介します。

アーティスト・プロジェクト:重村三雄 カタメタージュの世界

当館、野外設置の《階段》、《風景の外側》でもおなじみの、重村三雄のユーモアと風刺精神溢れる世界を、作者秘蔵の作品によって紹介します。

リフレクション-きらめく世界

水、金属、ガラス、鏡などに反射する光や映り込む像に注目して、瑛九(写真)、上田薫(絵画)、堀越陽子(立体)など、様々なジャンルの作品を紹介します。

線・記号・文字-〈本〉をめぐる試み

駒井哲郎、池田満寿夫、徐冰(しゅうびん)、淤見一秀(おみ・かずひで)などの多様な表現に、本を用いた繊細で特異な作品を手がける美術家・利根川友理(とねがわ・ゆり)による特別出品を交えて構成します。

会期

2007.7.20 [金] - 9.30 [日]

休館日

月曜日(ただし、9月17日(月・祝)と9月24日(月・祝)は開館)

観覧料

一般200円(120円)、大高生100円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
※企画展観覧券をお持ちの方は、あわせてMOMASコレクションもご覧になれます。

岸田劉生《路傍初夏》1920年

重村三雄《燻(いぶ)し銀の世界》1978年

重村三雄《モナ・リザの横顔》1983-84年

淤見一秀《TEXT No.96》2005年

利根川友理《なだらかな傾斜》2006年 特別出品

MOMASコレクションロゴ

埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。

※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。